若い世代で感染が広がっており、日本では学生の間で爆発的に広まっているのがクラミジアです。
感染率は毎年上昇し、15パーセントという感染率のため、世界で懸念されています。
女性は約78パーセント、男性は22パーセントで、自覚症状が出ないとされています。
また、非常に感染しやすいのが特徴で、咽喉クラミジアは回転が早いピンサロで感染する人も多いといいます。
クラミジアの感染経路
クラミジアは、性交渉で主に感染しますが、時にはディープキスやフェラチオ、クンニリングスなどの
オーラルセックスが原因となって、性器だけでなく、のどの奥に感染します。
咽喉の痛みは、風邪と大変似ているので、上記の行為をしている場合、注意が必要です。
女性の主な症状
女性の場合は異常なにおりものが出ますが、自覚症状があまりありません。
しかし、放置しておくと、体内に感染し、子宮内膜症などになり、
将来の出産に対して大きな代償を追うことになり、流産や早産、不妊の原因になります。
気をつけましょう。
男性の主な症状
男性は、おしっこの際に痛みを感じます。放置すると前立腺炎、腎炎になります。
クンニリングスなどで、のどにも感染し、痛みと痰が多く出ます。
咽喉クラミジアの症状
咽喉クラミジアの場合、自覚症状がない場合と喉の腫れや痛み、発熱など風邪のような症状が現れる場合があります。
フェラやシックスナインをして、1週間しても喉の腫れや痛みのある人は1度病院で診察を受けて方がいいと思われます。性器クラミジアより治りにくい場合もあるようです。
クラミジアの治療と期間
クラミジアの治療期間は、症状、ひとによって個人差があるようですが、
治療は抗生剤投与でだいたい5~14日ほどと言われています。
医師からの陰性診断、完治するまでは通院するようにしましょう。
抗生物質を服用して治療しますが、種類によって回数や期間が異なります。飲み忘れによる不完全な治療には注意しましょう。
ジスロマックという抗生物質は飲み忘れに配慮し、血液中に高い濃度が持続する性質がありますので、便利です。性器に比べて咽頭は治りにくいといわれていますので、治療後1週間が経過したら必ず完治確認検査を受けましょう。